夏目久樹弁護士が共同で執筆した書籍「事件類型別弁護士会照会(第2版)」(株式会社日本評論社)が出版されました。

弁護士会照会は、弁護士法に規定された、事実調査及び証拠収集を目的とした照会制度です。

愛知県弁護士会では、個々の弁護士からの申し出を受けると、12人の調査室員(弁護士)が輪番で審査を行い、照会の可否を検討しています。

愛知県では全国的に見ても活発に制度が利用されており、年間2万件ほどの照会を発出しています。

 

夏目久樹弁護士は、愛知県弁護士会において4年間(2015年~2019年)調査室員を務め、任期中6500件ほどの審査を担当しました。

個別案件として一弁護士が利用する照会内容や件数には限りがあるので、審査や調査室会議での議論を通して非常に有意な経験を得ることができました。

 

本書は、主に歴代の調査室員が執筆者になり、愛知県弁護士会として集積した経験知を反映したものです。

様々な類型について網羅されていますので、広く実務家のお役に立てれば幸いです。

 

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