―INTRODUCTION―

　世の中にあふれている争いや諍いを見聞きするごとに、あらかじめ防ぐことはできなかったのだろうかと感じるとともに、せめて円満な終わり方をしてほしいという思いを抱きます。
　法的リスクの事前予測や法的紛争の効率的な解決は、企業であれば円滑な会社経営の、個人であれば円満な日常生活の実現にとって欠かせないものです。常に一手先、二手先を見据えた提案を行うことが、法律の専門家である弁護士に求められていると考えております。

　個別の分野では、IT法に高い関心を持って取り組んでいます。これまでに、AI・ロボット開発に関する契約、紛争法務や、個人情報保護に関する案件を取り扱ってきました。AI、自動運転については、セミナーなどを通じた情報発信も行っています。
　より複雑化するテクノロジーの進歩と、セキュリティ・プライバシーに対する社会的要求の高まりの双方に対応しながら、ITがいっそう社会に浸透していくために力を尽くしたいと考えています。

　知的財産分野では、著作権、商標権、特許権等をめぐる契約、紛争のほか、農業知財（種苗法）に関する案件も取り扱っています。